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●100年レイル肥薩線 世界遺産講演会を開催しました。


 平成26年2月2日(日)午後1時より、湧水町吉松中央公民館において、株式会社文化財保存計画協会代表で 日本イコモス国内委員会事務局長を務める矢野和之先生を講師に迎え、 「住民が支える文化遺産」と題して講演会 を開催しましたところ、町内外から150名ほどの多くの方々が来聴されました。
 矢野先生は、世界遺産の登録の状況や取組について説明されるとともに、九州・山口の産業遺産群の歴史的価値やすでに世界遺産に 登録されている鉄道の事例を紹介されました。
 また、文化遺産は資産であるとしたうえで、遺産そのものの歴史上、芸術上、活用上 の価値を正確に評価することが重要であり、肥薩線の世界遺産登録に向けて、史実の詳細な掘り起しや肥薩線のストーリー性、そして、 地域住民の参加協力が不可欠であると話されました。
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●「第3回大畑駅さくら祭り」が開催されます。

 大畑駅は、肥薩線でも通称「山線」と呼ばれる人吉駅と吉松駅の途中に位置する駅であり、百年を越した駅舎や給水塔、朝顔型の噴水など、当時の姿を数多く残しています。 なかでも全国唯一となるスイッチバックとループ線の一体化された風景は、鉄道ファンのみならず多くの旅人を魅了しています。また、大畑駅構内には多くの桜が植えられており、訪れた方々に美しい姿を披露しています。
 これらの歴史的な鉄道遺産や駅構内の美しい桜を多くの方々に満喫していただくため、大畑駅を愛する友の会主催により「第3回大畑駅桜まつり」が開催されます。
 今回は、シンガーソングライターの関島秀樹氏をお迎えして「桜の花の下で故郷の歌が聞こえるコンサート」と題してメイン催事が行われます。また、地元特産物などを販売する「出店コーナー」もありますので、ご家族、ご友人等お誘いあわせのうえ、ぜひご来場ください。

1.期 日 平成26年3月30日(日)午前10時30分から午後2時頃まで
      ※メイン催事(コンサート)は午前10時30分から午後1時30分まで
2.場 所 JR大畑駅
3.主 催 大畑駅を愛する友の会
4.出店コーナー
  ①地域の味に舌鼓(鳥のから揚げ、黒豚の豚汁、栗赤飯、ゆべし等)
  ②地元特産物の販売
5.お問い合わせ 大畑駅を愛する友の会 ☎0966-24-6898
昨年開催された「第2回大畑駅さくら祭り」の様子
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●100年レイル肥薩線 世界遺産講演会 開催
 肥薩線は、1909年(明治42年)に全線開通を迎え、当時の我が国における最高の鉄道・土木技術を 駆使して建造され、その施設の多くが、100年以上を経た現在においてもなお開業当初の姿をとどめ ながら活躍しているなど、 まさに「生きた鉄道博物館」として、我が国の鉄道史上において特筆 すべき価値を有する鉄道路線であります。
 今回、関係者及び地域住民の皆様に対し、肥薩線の魅力と可能性について理解を深めるとともに 意識啓発及び機運醸成を図るため、講演会を開催いたします。入場は無料となっておりますので、 多くのご来場をお待ちしております。

  講 演 : 100年レイル肥薩線 世界遺産講演会
  演 題 : 「住民が支える文化遺産」
  講 師 : 矢野和之氏 ㈱文化財保存計画協会代表・ICOMOS国内委員会
        事務局長
  期 日 : 平成26年2月2日(日)13:00~15:00(開場12:30)
  場 所 : 湧水町吉松中央公民館 大ホール
        (鹿児島県姶良郡湧水町川西843 ℡ 0995-75-2526)
  入場料 : 無 料
  主 催 : 肥薩線を未来へつなぐ協議会
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●観光列車「SL人吉」は今年の運行を終了しました。
「SL人吉」の前で記念撮影
 熊本駅から人吉駅の区間を走行する観光列車「SL人吉」が11月24日の日曜日に今年で5年目となる運行を終了しました。
  JR人吉駅では、熊本への出発を前に地元の観光関係者などが感謝セレモニーを開催し、つめかけた多くの鉄道ファンとともに今年の運行を終える「SL人吉」を見送りました。
 「SL人吉」は、平成21年から週末と夏休みなどを中心に、熊本駅と人吉駅間を1日1往復、今年は3月16日から11月24日までの期間を運行しました。
 今後は、来年の運行に向けて検査や整備が行われるとのことで、来年もまた、多くの鉄道遺産が残る肥薩線にその雄姿を見せてくれることでしょう。

お疲れさまでした。来年もまた肥薩線を走ってね。
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●『矢岳駅でSLを描こう!』夏休み子どもイベント開催
Ⅾ51の運転席で説明を受ける子どもたち
 8月18日の日曜日、夏休み子どもイベント『矢岳駅でSLを描こう!』が開催されました。
  当日は、17名の参加者が午前9時に旧人吉機関区(人吉駅北側)に集合。スケジュールや肥薩線の歴史について説明を受けたあと、人吉駅から10時8分発のいさぶろう号に乗って矢岳駅へ向かいました。
 矢岳駅で下車し、昼食を食べたのちに約3時間ほどスケッチ。その後、ループ線とスイッチバックで有名な大畑駅までバスで移動し、大畑駅構内の鉄道遺産を見学しました。
 参加した子どもたちは、矢岳駅で静かに眠る蒸気機関車Ⅾ51の迫力に驚いた様子でしたが、思い思いにSLを描いていました。

※この事業は、プロジェクト未来遺産「レクサス特別賞」により『人吉鉄道観光案内人会』が実施しました。
上手に描けたかな?
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●夏休み子どもイベント『矢岳駅でSLを描こう!』参加者募集
 日本ユネスコ協会連盟が主催する「プロジェクト未来遺産」に登録された『人吉鉄道観光案内人会』では、今回、夏休み子どもイベント『矢岳駅でSLを描こう!』を開催します。
  肥薩線の秘境駅・矢岳駅に眠るSL(蒸気機関車D51)を夏休みの思い出に描いてみませんか?

(期日)平成25年8月18日(日)※雨天決行
(時間)午前9時集合(旧人吉機関区・人吉駅北側)
(行程)人吉駅から10時8分のいさぶろう・しんぺい号に乗って矢岳駅で下車し、11時頃から約4時間ほどスケッチ。15時に矢岳駅から大畑駅までバスで移動し、大畑駅構内の鉄道遺産を見学した後、16時30分に人吉駅到着予定。
(対象)小学3年~6年生 
 ※対象者は人吉市民に限りませんが、申し込み等は主催者(人吉鉄道観光案内人会)へお尋ねください。 
(定員)25名 ※先着順になります。
(参加料)無料 ※いさぶろう・しんぺい号の列車賃とバスの乗車代は主催者側で負担いたします。
(持参するもの)弁当、飲み物、絵を描く道具(画用紙と画板は主催者側で準備いたします。)
(申込方法)人吉商工会議所にある申込用紙でお申し込みください。
(募集期間)7月22日(月)~31日(水)
(問い合わせ)人吉鉄道観光案内人会 ☎0966-22-1826

※詳しくは、『矢岳駅でSLを描こう』イベント要項(PDFファイル)をご確認ください。なお、この事業は、プロジェクト未来遺産「レクサス特別賞」により実施するものです。
矢岳駅に保存・展示されている蒸気機関車D51
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●肥薩線沿線マップ「列車で楽しむ南九州の旅」について
 肥薩線の沿線マップ「列車で楽しむ南九州の旅」を作成しました。
 肥薩線は、今からさかのぼること100年以上前の1909年に全線開通しました。日本初のループ線やスイッチバックなど当時の鉄道建設技術を駆使して作られた様々な鉄道施設が当初の姿をとどめながら数多く存在しています。
 また、昔ながらのローカル線である肥薩線には、蒸気機関車「SL人吉」や九州横断特急、観光列車「いさぶろう・しんぺい号」や「はやとの風」など、多くの特色ある列車が運行されています。
 地図を片手にレトロで情緒あふれる肥薩線を訪れてみませんか?
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●SL人吉 2013年運行決定!(2013.03.16)
SL人吉号
今年もSL人吉がやってきます。2013年は3月16日の土曜日から、熊本駅と人吉駅間を運転日限定で1日1往復運行されます。 SL人吉の3両の客車を従える蒸気機関車58654号機は、大正11年に製造されたもので、昭和63年から17年間、豊肥本線でSLあそBOYとして運行されていました。老朽化に伴い引退しましたが、平成21年4月にSL人吉として復活し、 肥薩線の100年を超えるトンネルや橋などを走行するレトロな景観や旅情と相まって大変人気があります。 肥薩線を走るSL人吉をぜひご覧ください。
SL人吉号
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●「肥薩線世界遺産 特別講演」開催!(2013.03.09)
西村 幸夫 氏
 肥薩線は、1909年(明治42年)に全線開通を迎え、当時の我が国における最高の鉄道・土木技術を 駆使して建造され、その施設の多くが、100年以上を経た現在においてもなお開業当初の姿をとどめ ながら活躍しているなど、 まさに「生きた鉄道博物館」として、我が国の鉄道史上において特筆 すべき価値を有する鉄道路線であります。
今回、関係者及び地域住民の皆様に対し、肥薩線の魅力と可能性について理解を深め、「肥薩線の 世界遺産化」を推進していくにあたっての意識啓発及び機運醸成を図るため、特別講演を開催いたします。  入場は無料となっておりますので、多くのご来場をお待ちしております。
  講 演 : 100年レイル肥薩線 世界遺産特別講演
  演 題 : 「産業遺産としての肥薩線を考える」
  講 師 : 西村幸夫 東京大学副学長・ICOMOS国内委員長
  期 日 : 平成25年3月9日(土)13:30~15:00(予定)
  場 所 : 人吉市カルチャーパレス 小ホール
        (熊本県人吉市下城本町1578-1 ℡ 0966-24-3311)
  入場料 : 無 料
  主 催 : 肥薩線を未来へつなぐ協議会
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